2011年7月1日金曜日

六月例会に参加して

 6月5日の日曜日、愛光園の防災委員会が主体となって防災意識の啓発イベントが行われました。
 「今、防災について考えよう。今、できることを考えよう。」をテーマに、愛光園という法人の枠の中だけではなく、隣接している住宅地「相生の丘」の方々との共同の防災意識を持つことと、交流も含め開催されました。
 主な内容として、職員より「東海、東南海、南海地震」についての説明の後、東浦の消防署員の方から、「大災害に対して、どんな備えが必要なのか?」についてのお話や、東浦防災ネットの方から、「阪神淡路大震災、東日本大震災の災害ボランティアの活動を通じてみなさんに伝えたいこと」というテーマでお話を伺うことができました。
 その他に、「転倒防止グッズ、非常持ち出し品や非常食の展示コーナー」や「防災に関するゲームコーナー」、「炊き出し試食コーナー」、愛知県に二台しかないという起震車を使用した「地震体験コーナー」がありました。
 「転倒防止グッズ、非常持ち出し品や非常食の展示コーナー」の周りに東日本大震災でのボランティア活動時の被災地の写真も展示されていました。
 また、「地震体験コーナー」では震度7の揺れを体験させていただきましたが、とても立っていられるものではなく、机にもぐりこむことも困難でした。起震車に設置されている机は固定されていましたが、家庭にある机などは揺れで動いてしまうため、身を守ることの困難さも体験することができました。

 この場を借りてではありますが、この度東日本大震災に遭われた皆様へお見舞いを申し上げると共に、一日でも早く被災された皆様の生活の復興ができるよう、心より願っています。